日本ではスチールヘッドのことを”テツ”というらしい。 まあ、いまでは外来魚指定種になってるくらいの邪魔者。 北海道の一部ではオショロコマなど在来種を駆逐する勢いだそう。 でも、世界中の多くのフィッシャーマンにとっては思い入れが強いターゲット。 ワラクシもこの国で虜になりつつあるネ、すでに。 先週に引き続き、今週も逝ってしまった。 今回は無理矢理、釣り馬鹿のお二人さんを引き込んでの釣行。 7時30分ウチ集合。 みな時間通り。 今回はワラクシがドライブで行くことに。 コロンバスは快晴状態であったのだが、北上すればするほど雲行きが怪しくなる。 到着するも着替えの合間にパラパラとアラレ混じりの雨。 幸先悪い雰囲気の中、皆で川面を目指す。 エントリ間もなくワラクシは、先行者に声をかける。 「悪くないよ今日も。」 『ほんと?この辺に入らせてもらっても良い?』 「モチロン」 てな感じで、第一投。 ・ ・ ・ だめだな。キャストを続ける。 ・ ・ ・ しばらくつづけたが駄目。 ちょこちょこ場所移動しつつ、”テツ”をみつけ、キャストを繰り返す。 ・ ・ ・ だいぶスレてしまっているようだ。 それでも、いくつかアタリをもらってはバラしの連続。 食いも浅い。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ アラレかヒョウかかなりバッドコンディションの今日。 時折ものすごく打ちつけるように降ってくる。 川の神様がお怒りなのかな? 見知らぬ国の大自然のなかにポツンと釣り人数人。 冷たい雨にココロが折れそうになるも、浅瀬に居るお二人さんのトコへ顔出し。 って、いぎいたさんがちょうどテツをリリースしたとこだった。 なぬ〜??? その後にいぎいたさんが掛けたこのコ。 たぶん70cm以上はあったでしょうナ。 良い型だネ。 いいないいな〜。 今日はワラクシは不運続き。 ロクなファイトすら出来てない。フックオンはたったの3秒ってなとこ。 その場所を強引に譲り受けて釣らせていただいた。 そこには、なにやら良い雰囲気のテツさんが、とある小さなバンク脇にいるじゃあないの。 冷静に。。。でも1インチの狂いも許されない正確なキャスト、メンディング。 おお、一発で良いとこに入ったよお。。。マグレマグレ。。。って考えるも束の間。 スッ、っとマーカーが引き込まれる。 釣れる時、大抵はこんな風に小気味良いリズムのようにつながっていくものだ。 ビシッ!と合わせを入れた。 いつもの根掛かりのようなヒットとともに、抵抗を感じた次の瞬間、 カリカリカリカリ〜とオールドハーディのクリック音が響きわたる。 走る〜う。良い〜い。 数分ののち、フックオフ。ああ。 ガッカリ。。。でもなにか満足感も。 ファイトも楽しませてもらったし、なにより近寄った時に確認したらメスだった。 銀色の巨大で強靭なカラダをもつお嬢さん。 て言っても、この国のおデブの人間とはまるで正反対とでも言おうかな、ネイティブビューティー。 その美しいフェイスを拝見したかった。 フックを確認するとやっぱり伸されていた。 次はちょっと太いワイヤーのフライを改めて巻こうかネ。 4、5時間ぐらいは、川のほとりにいたかな? ランチも取らずに、寒い中での集中もそろそろ限界。 着替えを済ませ近くの中華食堂での遅いランチ。 今日のウィナーはミスター”いぎいた”。合計3テツ。 寒かったけど腕は痛くなったけど、ココロの中はアツくなった筈と信じます。 勝者のもう一枚。精悍な顔つきだネ。 レッドバンドに黒っぽい肌。 最後のが明日のゴルフに多大な悪影響が起きなきゃいいけど・・・。 帰り道のポンドでは皆バスを釣っていたようで。 でもあの引きを体感してしまうと物足りなさを感じてしまうと思う。 Daiすけさんとワラクシには若干辛い修行の一日だったかな。 とにもかくにも、みなさんワラクシの釣り馬鹿にお付き合いくださってありがとうございます。 また宜しくです。 |
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内 容 | ニックネーム/日時 |
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お疲れ様でした。 |
Daiすけ 2010/04/18 21:27 |
一瞬アラスカのサーモンと見間違えてしまいました。 |
kajinao 2010/04/18 22:51 |
お誘い頂き有難うございました。貴重な体験が出来ましたよ!!! |
いぎいた 2010/04/20 09:54 |
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